2020/10/15 18:04
こんばんは
青木被服倉敷本店です。
本日は、ホワイトストレッチクラッシュデニムを作り手の視点から、STORYを交えてお話します。
皆様の中には、少し驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。
本社工場で仕上げました。
先日のオンラインコンサートは本当に感動に溢れるものでした。
今年3月以降の世界情勢が一変してしまう事態により、
アパレル業界も不安の渦の中、「今私達に出来る事」をコンセプトに取り組んできました。
デニムマスクはもちろん、 エチケット機能を備えた商品を開発する事で、皆様に健康と笑顔を届けたい。
そんな思いで日々開発に取り組んでいる「青木被服」。
元来、私達はデニムファクトリーです。
●青木被服本社(岡山県井原市) プロダクションライン↑
デニムパンツを仕上げるための自動裁断機やパターン構築機能、縫製ミシンをもつ岡山県井原市の縫製工場として、
皆様に私達の技術をデザインと共にお届け出来る事は、心から嬉しい事です。
●本社内 裁断の現場↑
●ステッチ糸↑
●手裁断の様子↑
●手裁断の様子↑
この度、弊社デザイナー青木のプロジェクトブランド「LOST ANGELS / ロストエンジェルス」のデザインを井原市のデニムを使用し、
岡山県内でも、井原市は「デニムの聖地」と呼ばれ、国内を代表するデニム素材と縫製技術が集約されています。
●岡山県井原市を流れる小田川↑
●青木被服 本社 企画室↑
●青木被服 本社の企画室 (写真は衣類を縫製するためのパターンと呼ばれる型紙) ↑
その井原市を流れる小田川の上質な天然水をインディゴ染色に用いる事で、
美しい色落ちが可能な事が特徴の井原DENIMは 世界中のジーニストから高い評価を受け、
ヨーロッパメゾンが井原市のデニムを頻繁に使用するのも、
ムラになる無骨な色落ちよりも均等な美しい色落ちを求める文化であるからこそと信じています。
●小田川の上流を流れる天然水↑
●小田川の上流を流れる天然水↑
●INDIGO染色プロセス ↑
●INDIGO染色↑ *写真提供 KUROKI
この度制作にあたりハイブリッドストレッチと呼ばれるストレッチデニム素材を使用しました。従来のストレッチデニムと比較し、横糸のポリウレタン糸が2重にコイル巻きしてあるため、豊かなストレッチが生まれ、キックバック(戻り)も優秀なデニム素材です。
もちろん技術が集結する岡山県井原産のデニム素材であるため、色落ちも美しい事が特徴です。
●ハイブリッドストレッチ ホワイトデニム ↑
しなやかで艶があり、その美しい表情が特徴です。
●ハイブリッドストレッチ ホワイトデニム↑
そして大胆なクラッシュデザインは青木のスケッチを参考に一つ一つ仕上げていきます。
もちろんダメージ作業も職人の手で一点一点仕上げていきます。
何重もの工程を経て、ダメージ加工+小さな穴をあけるショットガン加工で風合いを出していき、
裾部に、特殊なジャガードデニム素材(変わり織デニム)を縫製し、何度もSTONE WASH と呼ばれる 軽石を
入れて大型洗濯機で洗っていきます。
そうする事で素材に風合いが増し、裾のジャガードにホツれが現れます。
●ハイブリッドストレッチだからこそ実現するストレッチ性↑
●エナメル加工を施したレザーパッチを使用 ↑
●横糸を蛇腹風に残す特徴的なダメージ↑
細部に施された、真鍮製のシルバーリベット↑
井原デニムを使用した美しい素材にダメージを加える事で、艶がある横糸がむき出しになり、
ただ素材を殺すだけではない、美しくも激しいクラッシュデニムが実現可能です。
これは井原デニムでしか なし得ない表情であり、洗練された高級感とともにデザインを引き立てるのです。
是非、ご覧頂ければ嬉しいです。
FITTING して頂き、着用が決まった時は私達も感激していました。
コンサート終了後、この作品について多くのお問い合わせを頂き、
本当に嬉しく、有難い事と思い、特別に制作させて頂く運びとなりました。
「LOST ANGELS」WHITE CRUSH DENIM / PLAYB2
ホワイトクラッシュストレッチスキニーデニム
↓↓
ウェブサイト 及び SNS を通じお問い合わせを
頂く中でこのデニム作品を支え、技術の原点でもある「デニムの聖地 井原市」の事も少し触れさせて頂きました。
素材 / 縫製 / 加工 の3大要素が揃い、
青木被服だからこそ出来るデザインをこれからも日々進化するデニムファクトリーであるために、
生み出していきたいと思います。
本日ご紹介した製品:
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皆様是非ご覧頂ければ嬉しいです。
青木被服 倉敷本店